後遺障害等級認定-その3 [高次脳機能障害]
さらに続きです(汗)
後遺障害等級認定にあたり、もっとも重要な書類は、これから占めす「神経系統の障害に関する医学的意見」ではないでしょうか。
これは、ネットで探しても、実物を見つけることができませんでした。
つまり、誰もこれをアップしてくれていない、ってわけです。
なんでかな~、と思ったところ、おそらくそれが重要な書類だからということもさることながら、「ネタ」として貴重、ということなのかなと。
何の「ネタ」かというと、当然………
まあ、わたしは特にそれを考えてませんので、ココにお示しします。
こちらデス↓
この「医学的意見」にかかれていること、これが先の認定結果の理由に書かれていることと一致していますね。
つまり、これが重要ってことかと。
ただ、気をつけなければいけないのは、ココにかかれたことと同じ程度のことが書かれていれば、同じ等級認定をされるかというと、そうではない、ということですね、たぶん。
交通事故の状況、受けた障害の程度、さまざまな検査、画像所見(わたしもみましたけど、わたしの事故後の頭部は、まさしく出血大サービスデシタ)、その後の様子などなど。
おそらくさまざまな要素が絡んでくるのでしょう。
そのまま真似ればいいというものではないので、くれぐれもご注意くださいませ。
わたしの場合は、診断書、意見書、各種検査結果などを総合的に判断してこういう等級になったんでしょうね~。
って、本当はよくわかってません(汗)
もうひとつ。
今回、記事には載せていませんが(データがないので)、重要な書類がもう一葉あります。
それが「日常生活状況報告」デス。
事故後、退院してからどのような暮らしっぷりであるのかを、時系列に、また詳細に記入されたものデス。
まあ、いわば家族の書いた「わたしの日記」みたいなものです。
客観的に書くのは難しいと思いますが、かなり詳細に、場合によっては、警察署や車のディーラー(わたしは勝手に車を買ったりしたので=勿論キャンセルした)など、関係各所へのヒアリングもしたラシイデス。
かなり苦労したと申しておりました。
でも、この「日常生活状況報告」に書かれたことから「神経系統の障害に関する医学的意見」に流用されている文言も多かったと家族が申しておりました。
と、まあ、そんな感じです。
結構貴重な資料と思うんだけどな~。
って、自分でいっちゃダメか(笑)
後遺障害等級認定-その2 [高次脳機能障害]
続きです(汗)
後遺障害認定に至るまでの提出書類には、下記のようなものもありました。
わたしは「高次脳機能障害」であることは、最初に運び込まれた日大病院ですでにわかっていたようです。
それもあって、旭神経内科リハビリテーション病院に転院したんですけどね。
そこでは、入院当初(転院して間もなく)、毎日のようにいろいろと検査をされました(笑)
それらの検査結果をまとめたのが、上記の書類ですかね。
それぞれがないを表しているのかはわかりにくいですね。
なので、わたしもここで調べてみました。
まず、WAIS-3、デス。
以下、これで検索すると出てくるHP(メーカーさんのホームページだと思うけど)に書かれたものを添付します。
↓ココから
WAIS-3では次のような内容の検査を行います。大きく言語性検査と動作性検査に分かれます。
・言語性検査
知識量や常識能力、言葉の取り扱いを検査します。耳から受け取った情報を言葉で応答する聴覚的な情報処理能力を検査します。VIQ(言語性知能指数)という指標で表されます。
・動作性検査
効率よく作業を進める力、先を読む力を検査します。目からの情報を受け取って動作で応答する視覚的な情報処理能力を検査します。PIQ(動作性知能指数)という指標で表されます。
WAIS-3で得られる結果指標
・全検査知能指数(FIQ)。
・言語性知能指数(VIQ)…知識量や常識能力、言葉の取り扱う能力、聴覚的な情報処理能力を表す。
・動作性知能指数(PIQ)…効率よく物事を進める能力、先読み能力、視覚的な情報処理能力を表す。
知能指数と知能水準の対応
知能指数と知能水準の対応は次のとおりです。
130以上…非常に高い
129-120…高い
119-110…平均の上
109-90…平均
89-80…平均の下
79-70…境界域
69以下…知的障害(精神発達遅滞)
と、こんな感じでした↑
後遺障害等級認定の結果の「理由」にも書かれていたと思うんですけど、わたしは知能は問題なくても、その「処理速度」が有意に低いラシイデス(笑)
なので、この点は後で示す資料にも書かれているんですけど、先日書いた会社の「キナクササ」にもつながっていると思ってます(汗)
続いて、「CATプロフィール(標準注意検査法)」デス。
これは、
「日本高次脳機能障害学会(旧 日本失語症学会)が7年かけて開発してきた検査法がついに完成!これまで共通の尺度ではかることが難しかった注意力や意欲を、標準化された方式で評価できます。脳卒中や脳外傷などの脳損傷を被った患者さんに対し、福祉制度上の評価判定をする上でも、今後スタンダードな検査となっていくかと思われます。」
と書かれておりました(やはりメーカーさんのホームページです)。
何がわかるかというと、
○目的:注意の障害の有無、程度、質を把握する。
○対象者:注意障害が疑われる者。
○特徴
・7 項目から成り、それぞれ評価する注意の質が異なる。
・専用の検査用紙、CD を用い、正答率や的中率、所要時間を求める。
○メリット
20 〜70 歳代の年齢別に基準値、カットオフ値が設定されており、客観的評価が可能。
○デメリット
・失語症、記憶障害など、注意障害以外の高次脳機能障害の影響を受ける。
・認知機能低下例では低成績となる。
などだそうです。
こういう結果デシタ↓
当然のことながら、わたしにはこの読み方はわかりませんヨ~~~~(笑)
上の画像にある「CAT (別紙)」となっているのはこれがそうです。
続いて、「WMSR」。
これは、
・国際的に最もよく使用されている総合的な記憶検査。
・記憶のさまざまな側面を測定。痴呆を始めとする種々疾患の記憶障害を評価するのに有効。
・検査問題を原版に忠実に翻訳し、標準化も原版と同じように行ったので、海外の研究との比較が可能。
・標準化の際には、すべての被検者にWAIS-Rを実施し、データとの分析をおこなったので、知能との関係をみることができる。
・病院・大学・リハビリテーション等で幅広く活用できる。
というものだそうです。
数値がどうなのか、わたしには評価できないので、皆さんよろしく(汗)
次に、「RBMT」デスね。
・日常記憶の障害を検出、記憶障害に対する治療による変化を調べる目的で開発
・記憶に障害を持つ人々をサポートする臨床心理士・作業療法士・言語聴覚士などの専門職を援助できるように作成されている。
・単語を覚える等の机上の検査ではなく、日常生活をシュミレーションし、記憶を使う場面を想定して検査。
・同等の難易度が確認された4種の並行検査が用意され、練習効果を排除し記憶障害を継続的に評価。
・薬物治療をはじめとする治療行為やリハビリテーションによる記憶機能の改善の評価、或いは記憶障害の進行の評価への適応が期待できる。
・検査所要時間は約30分。年齢群ごとに cat off 得点あり。
これについても、結果の評価は避けます(汗)
最後に、「MMSE」デス。
これは、ミニメンタルステート検査、いうそうです。
wikiによると、
・ミニメンタルステート検査(ミニメンタルステートけんさ、Mini Mental State Examination、MMSE)は、痴呆の診断用に米国で1975年、フォルスタインらが開発した質問セットである。
・30点満点の11の質問からなり、見当識、記憶力、計算力、言語的能力、図形的能力などをカバーする。
・24点以上で正常と判断、10点未満では高度な知能低下、20点未満では中等度の知能低下と診断する。
となっておりました。
これも読み方はわかりませんので、悪しからず。
検査結果についても、後遺障害等級認定の結果に関わるので提出したんですね~。
これがどうなったのかは、先日のとおりなので、ココでは書きませんが、まあ、よかったんだか(汗)
それにしても、結構な検査をされていたものです。
すっかり抜けてましたヨ(笑)
では、次回は「神経系統の障害に関する医学的意見」という書類についてご紹介します。
また。
後遺障害等級認定-その1 [高次脳機能障害]
既報のとおりなのですが、後遺障害等級認定の結果は「2級」デシタ。
ただし、併合2級なので、実質的には3級(3号)でしたが(汗)
これに至るまでの経過は、ココにこれまで書いてきたとおりです。
なので、それらは割愛しますね。
過去の記事をご参照ください。
ここでは、後遺障害認定のために医療機関等で書いていただいた書類などをご紹介します。
まず、大事になるのは、「後遺障害診断書」デスね。
こちらは、わたしの個人情報を抜いて、主治医さんの情報も割愛しましたが、実際に提出したものです。
提出先は、厳密には損害保険料率算出機構。
ココに行くまでに、弁護士さんに渡して、そこから自賠責の保険会社(今回はあいおい損保)を経由して算出機構に届いた感じですか。
こちらデス↓
とりあえず、今日はココまでに(汗)
ココにかかれていることが、先に示した「後遺障害等級認定の結果」にも書かれていましたかね。
次回からは、もう少し中身(わたしの高次脳機能障害の何たるかがわかるもの)をご提示しますね!
では!
キナクサイ [高次脳機能障害]
えぇ~~~。
あまり仕事のことを書きたくないんですけど、書きますと……………。
チョットばかり、キナクサクナッテきました。
ヤバいかもデス。
何がどうヤバいのかというと、
仕事上のミスが目立つ=使えないかも(ってか、実際には使えないんだけどね)
という疑惑(本当なんだけどね)がかけられているらしい、そんな感じなんです。
まぁ、仕事っていうのは、オーダーを着実、正確にこなすからいいのであって、それができないとやはりまずいんでしょうね。
かといって、それがわたし自身に問題がある(ちょっとわかりにくいかな)、つまりわたしの責任でそのような状態=高次脳機能障害になったわけではない、という点が引っ掛かっているみたいです。
なんていうのか、苦心している感じがうかがえます、えらい方々に。
おそらく、わたし自身がダメダメな社員なら、即刻○○! なんでしょうけど、その原因がわたしではなく外的なも=交通事故であることが大きくなってきています。
それを解決するための方法といっても、妙案があるわけではないでしょう。
もしかしたら、ここにいるのはやはり無理なのかな、と思い始めてます。
だからといって、特に悲しかったり、寂しかったり、虚しかったりするわけではありません。
さらには、今のわたしの状況を呼び込んだ事故=加害者を憎んだりするわけでもありません。
簡単にいうと、特に何も思っていない、ということですかね。
それはそれで問題なんですけど、どうにも変えられません。
困ってませんし。
でも、状況としては、客観的に見ると実に困った状態なんですよね、きっと。
家族に話したらそんな感じでしたから、そうだと思います。
わたしはそうは思ってませんけどね。
う~~~~~~ん。
そういう中での後遺障害等級認定結果通知だったのは、何かの意味があるのでは、なんて思ってます(汗)
このことはまた書きますね。
週に5日 [高次脳機能障害]
先週、今週と、2週続けてフルで会社に行かなければなりません。
実にツラいデス。
普通のことのはずなのですが、ナツヤスミなどで、週に4日しか会社に行かないという週も多く………。
つまりは、週休3日が結構続いたんですね~。
となると、週に5日は会社に行かなければならないというのは、結構大変なんです(笑)
といいつつ、また来週は3連休だの飛び石連休があって、実に(汗)
なかなか元に戻れない感じですが、少しは休まないとね~。
なんて、わたしがいっては差しさわりがあるか。
でも、以前は休みといえば日曜。
学校でも、土曜日が半ドンだったくらいで、毎週6日はいってましたね。
そのころに比べれば、圧倒的に休みは多くなったのですが、慣れというのはイケマセン。
段々とそれが当たり前になってしまうんですね。
そうなると、元には戻れませんし、ちょっときついとすら思ってしまいます。
3日休むことが多くなると、2日の休みでは少ない! と思ってしまったりして。
いや~、困ったもんです(笑)
後遺障害等級認定の件は、まとめて書きますね。