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家出-その顛末 [高次脳機能障害]

 
 

先日の家出の件を少々加筆。



わたしは、自分に行く場所がないと判断すると、家を出ます。

それ以外にいい方法が思い浮かばないからです。

ある問題(大抵の場合、大した問題ではないのですが、その時は非常に大きな問題であるという認識をしている)が起こると、通常家族と間で諍いになります。

家出にまで至らずに終息する場合がほとんどです。

なので、年がら年中家出をしているわけではありませんよ。



諍いが起こる理由は、敢えてここでは書かないがいいでしょう。

なんとかはいぬも食べないというような類のものがほとんどだからですね。

ですが、食べるに値しないようなことも、往々にして食べてしまったりするのではないかもしれません(?)

つまりは、大変なことになるってことで。

その場を抑えられれば問題ないのですが、そうならないとわたしには行き場がありません。

で、家出をするわけです。

話が通じない、わたしのいっていることを理解してもらえない(と感じる)などの場合、にっちもさっちもいかなくなるんですね~。
 



有り体にいえば、「逃げる」ってことなのかもしれません。

家族は引き留めようと必死になりますが、わたしはそれを振り払って出ていきます。

出ていくといっても、お金はないのでどこかに泊まるなんてことは当然できません。 
 
なので、家出の時は車は欠かせません。

車に寝泊まりするわけです。



車といっても、かつて乗っていた大きな車(いわゆるミニバン)ならばいいのですが、普通乗用車だったりするので、なかなか………

からだの大きなわたしは、厳しい思いをしながら、運転席の座席を倒して眠ます。

でも、当然うまく眠れません。

仕方がないので、ドライブに行きます。

わたしは、冬場を除けば走りによくいった峠、某坂を目指して走ります。

だいたい日付が変わってから出発しますが、それまでは近くのショッピングモールの駐車場に止めてます。

で、やおら出発。




夜は幸いにして車も少なく、非常に順調に走れます。

時々走り屋さんがいたりしますが、争ったりはしません。

順調に走り、夏なら夜明け、季節によってはまだ暗いうちに目的地である湿地帯につきます。

そして、あとはひたすら帰ってきます。

帰りは非常にたらたら走ります。




帰ってくると、またぞろショッピングモールの駐車場に止めます。

ここはなかなかの優れもので、トイレもあるので困りません。

だいたい朝方ついて、昼までそこにいます。




で、不思議なことに、わたしはそのころ(だいたい翌日の昼すぎ)になると、うちに帰ろうと考えます。

実際に帰ります。

何が問題だったのか、なんで家を出てきたのか、そうしたことををまったく考えません。

家に帰って、また今までのように過ごします。

このことを特に問題だとは思っていませんが、なんで家を出たのかを考えないのは問題なのかもしれません、もしかしたら。

でも、まったく問題だとは思えないんですね。

いやはやよくわかりません。




こうしてわたしの家出は終わります。

だいたいほぼ1日(20数時間)ですかね。

家出が本当に必要なのかどうかは悩ましいデス。

また何かあれば、きっと家を出るのだと思いますが、その際のことを打ち合わせしたりしました。

次の家出は早めに終われるかも(笑)



 
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